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センターについて

センター長あいさつ

 2018年4月、中野等教授のあとを受け、5代目のセンター長に就任いたしました深川博史です。専門は、国際農業政策および韓国経済論で、韓国や日本の農産物市場開放を研究しています。TPPなどの交渉では、農産物市場開放が争点になりますが、市場開放で日本に先行する韓国は、日本のグローバル化対応の参考事例になります。研究では他に、日韓への越境環境汚染、韓国の対北コメ支援、韓国企業における外国人エンジニアの役割、産業競争力形成における頭脳循環の役割、POSCO建設期の日本の対韓技術協力、等について調査を行っています。テーマは様々ですが、いずれも、グローバル化の、朝鮮半島および東アジアへの影響を研究するものです。

 韓国研究センターは、前センター長の下で歴史研究の実績を積み重ねてきました。私は、この歴史研究をさらに発展させながら、加えて、他分野にも研究活動を展開させたいと思っています。当面は、歴史分野の成果を示しながら、徐々に他分野の研究を増やしていく予定です。学内外の皆様に、九州大学韓国研究センターの活動を一層、知って頂けるよう広報にも努めて参ります。

 教育分野においては、韓国研究センターは、文部科学省などの支援により、アジア太平洋カレッジを通じて、日韓の若者の国際協同教育やインターンシップに取り組んできました。国際交流の成果が求められる時代にあって、アジア太平洋カレッジは、短期留学派遣・受け入れを担い、一定の評価を頂いていると存じます。これまでのカレッジ教育の経験を活かして今後は、日韓を中心とする学生の国際交流に努めていきたいと思います。 

 当センターの更なる発展のため全力を尽くす所存でございますので、皆様には、韓国研究センターの活動への一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

沿革

 

1998年11月 金鍾泌韓国国務総理が九州大学を訪問
1999年12月 韓国研究センター設置(学内措置)
  初代センター長に石川捷治教授が就任
2000年 1月 開所式
2002年 4月 文部科学省令第28号に基づく「学内共同教育研究施設」となり、「社会ネットワーク」、「政治経済システム」、「人間環境」、「研究企画」の4部門を置く
2005年 2月 環太平洋韓国研究コンソーシアム締結
2006年 2月 環太平洋韓国研究コンソーシアムを世界韓国研究コンソーシアムに改称
2006年 4月 第2代センター長に稲葉継雄教授が就任
2010年 4月 第3代センター長に松原孝俊教授が就任
     12月 韓国研究センター開設10周年記念事業
2011年 4月 主催事業 日韓海峡圏カレッジ・プログラム開始(2014.3まで)、センターに「国際共同教育部門」を新設
2014年 4月 主催事業 アジア太平洋カレッジ・プログラム開始
2014年 4月 第4代センター長に中野等教授が就任
2015年 8月 5部門体制から1部門2ユニット(「統合的地域研究部門」+「社会システム研究ユニット」・「比較研究ユニット」)体制に改編
2018年 4月 第5代センター長に深川博史教授が就任