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お知らせ

【開催のご報告】史家は「通史」をいかに書くべきか?─新城道彦著『朝鮮半島の歴史』を素材に─(九州史学研究会近現代 史部会との共同企画)

2024-03-21

 2023年度・ 第45回サントリー学芸賞 (「思想・歴史」部門)の受賞作である『朝鮮半島の歴史』(新潮社刊)を題材に、著者である 新城道彦氏(フェリス女学院大学国際交流学部教授、元本学韓国研究センター助教、本学大学院比較社会文化学府出身)を福岡にお迎えし、書評会を兼ねた「通史の叙述」にまつわる研究集会を令和6年3月16日、九州大学西新プラザを会場に開催いたしました。

 今回の企画は歴史学を学ぶ若手の院生・学部生にも最新の学術成果を周知する意図の下、九州大学日本史学研究室に事務局をおく九州史学研究会の近現代史部会と共同開催の形をとったものでありました。当日は、新城先生をはじめ、セッションに登壇いただいた有馬学先生(福岡市博物館総館長)・山口輝臣先生(東京大学大学院総合文化研究科教授)を含む総勢16名の参加を得て、活発な討議を行うことが出来ました。

新城道彦先生著書『朝鮮半島の歴史』(新潮社刊)

当日の様子

当日の様子

集合写真

 

【報告】作家・姜信子先生講演会「コリアン・ディアスポラと文学:流転、追放、ジェノサイド、そして記憶の物語り」が終了しました

2024-03-13

2024年3月3日(日)、作家で翻訳家の姜信子氏を招聘し、JR博多シティ会議室にて、講演会「コリアン・ディアスポラと文学:流転、追放、ジェノサイド、そして記憶の物語り」を行ないました。


作家・姜信子先生講演会

「コリアン・ディアスポラと文学:

流転、追放、ジェノサイド、そして記憶の物語り」

 

日時:2024年3月3日(日)14時30分~16時30分

場所:JR博多シティ10階会議室

司会:辻野裕紀(九州大学韓国研究センター副センター長)

主催:九州大学韓国研究センター

後援:韓国国際交流財団


本講演では、中央アジアに住む高麗人を出発点に、キム・スム『さすらう地』、キム・ヨンス『七年の最後』、ファン・ソギョン『鉄道員三代』、金時鐘『猪飼野詩集』などにも触れつつ、朝鮮半島を離れて流転したコリアンたちの〈生きた近現代史〉について多角的な視点から詳論されました。〈ディアスポラ〉という単語のなかに潜む、難民、虐殺、記憶の封印といった要素を丁寧に切開し、さらには「朝鮮」や「歴史」にとどまらず、ガザなど、話題はアクチュアルな国際情勢にも際限なく拡がっていきました。

「朝鮮の民のディアスポラ(流転)の旅がロシア極東へと向えば、流転の運命を生きる高麗人となり、日本へと向かった流転の民には、関東大震災後の不逞鮮人虐殺という運命が待ってもいました。植民地支配からの解放後の南北分断、済州4・3もまた、人々をディアスポラの運命へと押しやっています。そして、流転の絶望の底から紡ぎだされた歌があり、その記憶を刻む文学があります。」(姜信子)

なお、本講演会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されたものですが、まさに「『世界史』の中の韓国」(この場合の〈世界史〉とは各国史の寄せ集めではなく、国民国家に超えたもっと広範かつ動的、流動的な歴史)という主題に極めて相応しい内容だったように思います。

【報告】「『世界史』の中の韓国ーその構造変動に関する総合的研究」教育学ブランチ研究会

2024-03-05

2024年3月2日(土)、九州大学韓国研究センター研究事業「『世界史』の中の韓国 その構造変動に関する総合的研究」の教育学ブランチ研究会が九州韓国研究者フォーラムとの共催で開催されました。本研究事業の教育学ブランチでは「1990年代以降の日韓の教育政策を世界的潮流の中に読み解く」というテーマで研究プロジェクトを進められており、今回の研究会では立教大学の佐々木正徳教授と駐日本国大韓民国大使館の梁鎬錫首席教育官の研究報告が行われました。


九州大学韓国研究センター研究事業

『世界史』の中の韓国-その構造変動に関する総合的研究

教育学ブランチ研究会

「1990年代以降の日韓の教育政策を世界的潮流の中に読み解く」

 

主催:九州大学韓国研究センター

共催:九州韓国研究者フォーラム

後援:韓国国際交流財団

 

日時:2024年3月2日(土)14:30-17:30

会場:アクロス福岡 604会議室

司会:元兼正浩(九州大学韓国研究センター長)

指定討論者:田中光晴(文部科学省総合教育政策局/専門職)


第1報告 「教育と男性性:民主化以後の性の分断」

報告者: 佐々木 正徳(立教大学 外国語教育研究センター教授)

第1報告では、民主化とジェンダー問題が何となく連動するように勘違いしやすいが、その関係性について改めて問い直すことが報告されました。韓国の民主化運動は、軍部政権と戦う際に暴力的な手段を厭わず進められたが、民主化が成就した後も、準定型的な教育として機能する「義務兵役」を残すという選択をしたこと、そしてこれが、軍隊文化と男性性が韓国社会に強く残り、今日の韓国におけるジェンダー間の葛藤に影響を与えていると指摘されました。

第2報告「2000年以降の韓国政府の大学財政政策」

報告者: 梁 鎬錫(駐日本国大韓民国大使館 /首席教育官 )

第2報告では、韓国政府の高等教育財政政策の変遷を政権の流れに沿って明らかにしながら、少子高齢化社会を迎えている韓国社会へ対応するために最近導入している「地域革新中心の大学支援体系」について明らかにしました。1999年から始まったBK21(Brain Korea21century)という「選択と集中」による資源配分は続いているが、「地域革新中心の大学支援システム:RISE」の導入や「グローカル大学30プロジェクト」などを通じて、国公立大学の統廃合や私立大学の特性化を促進している点が報告されました。

 

各報告では、指定討論者の田中光晴(文部科学省総合教育政策局)さんからコメントをいただき、会場からも様々なご質問・ご意見が出て、活発な議論が繰り広げられました。本研究会を通じて、ジェンダーや少子高齢化に伴う高等教育への懸念は、日本と韓国の両国で共通している社会的な問題であるのの、韓国だけに存在する独自の要因も存在していることで、日韓に関する理解が深まる時間になりました。


また、本研究会については、3月3日の西日本新聞を通じて関連記事が報道されました。

(*関連記事: https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/1185015/ )

【報告】九州大学韓国研究センター・九州韓国研究者フォーラム共同研究プロジェクトシンポジウム

2024-03-04
2024229日(木)、ソウル大学校国際大学院の朴泰均教授をお招きし、九州韓国研究者フォーラムとの共同研究プロジェクト「『ポスト1965年体制』研究」(共催:九州韓国研究者フォーラム、後援:韓国国際交流財団)のシンポジウムを、J R博多シティ会議室9階会議室2で開催しました。

九州大学韓国研究センター研究事業

「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」

九州大学韓国研究センター×九州韓国研究者フォーラム

共同研究プロジェクトシンポジウム

「ポスト1965年体制」研究

 

・主催:九州大学韓国研究センター、九州韓国研究者フォーラム

・日時:2024年2月29日(木)18:00〜20:00(17:30受付開始)

・場所:J R博多シティ会議室 9階会議室2

・後援:韓国国際交流財団

 

講演:朴泰均(ソウル大学 国際大学院 教授)

「고르디우스의 매듭풀기: 2010년 이후 한일관계의 현황과 전망」

(ゴルディアスの結び目ほどき:2010年以降の日韓関係の現況と展望)

・指定討論:崔慶原(常葉大学 外国語学部 教授)


まず、朴泰均教授の講演「ゴルディアスの結び目ほどき:2010年以降の日韓関係の現況と展望」の後、崔慶原(常葉大学 外国語学部 教授)による指定討論が行われました。

朴泰均教授の講演では、これまでの日韓関係をゴルディアスの結び目にたとえ、これらの絡まり合った結び目を日韓でどのように解きほぐそうとしてきたのかを詳細に検討し、現大統領の尹錫悦がこれを一気に切り離そうとしているのではないかという疑問を提起されました。最後に、4つの教訓を整理し、特に歴史認識問題においては「加害者が加害を感じられない」「被害者が被害意識から抜けられない」点を課題として提示されました。

崔慶原先生やフロアからの質疑も交えながら、1965年の日韓基本条約締結以降の日韓関係の変化や韓国社会自体の変化について歴史学者としての分析のみならず、韓国ドラマからの視点などを交えながら大変貴重なお話を伺うことができました。

平日の夕方にもかかわらず、本センターの関係者以外、いろんな方々にもご来場いただきました。朴泰均教授の講演と討論、そして質疑応答を通じて、日韓関係の歴史や今後の課題に対する理解が深まり、異なる視点からの洞察が得られた大変有益な時間でした。

【募集】2024年度韓国国際交流財団各種フェローシップ募集について

2024-03-01

韓国国際交流財団より、2024年度大学院生向け奨学金及び、ポスドク研究助成金の募集に関し、周知依頼がございましたので、下記に詳細サイトを掲示しております。
募集要項や締切等の詳細につきましては、韓国国際交流財団の下記ポータルサイトよりご確認のうえ、直接ご応募ください。

 

・ポスドク研究助成金
https://apply.kf.or.kr/selectNoticeAndApplicationView.nkf?notiSeq=&anucNo=A1P0000929&pageIndex=1

 

・大学院生向け奨学金
https://apply.kf.or.kr/selectNoticeAndApplicationView.nkf?notiSeq=&anucNo=A1P0000930&pageIndex=1

【案内】【2024年3月25日(月)講演会開催】野間秀樹先生講演会「歴史そして現代へ:韓国語と日本語」

2024-02-20

韓国研究センターでは、2024年3月25日(月)に、野間秀樹先生(言語学者・美術家)をお招きし、講演会を開催いたします(主催:九州大学韓国研究センター、後援:韓国国際交流財団)。

多くの方々のご参加をお待ちいたしております。


野間秀樹先生講演会
 

「歴史そして現代へ:韓国語と日本語」

 

日時:2024年3月25日(月)18時30分~20時30分(18時開場)
場所:JR博多シティ10階会議室
講演者:野間秀樹先生(言語学者・美術家)
司会:辻野裕紀(九州大学韓国研究センター副センター長)

主催:九州大学韓国研究センター
後援:韓国国際交流財団


講演者プロフィール

野間秀樹(のま・ひでき)

言語学者・美術家。韓国・朝鮮と日本,双方の血を嗣ぐ。著書に『新版 ハングルの誕生』(平凡社)、『図解でわかる ハングルと韓国語』(平凡社)、『K-POP原論』(ハザ)、『言語存在論』(東京大学出版会)、『言語 この希望に満ちたもの』(北海道大学出版会)など。編著書に『韓国語教育論講座1-4 巻』(くろしお出版)、『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン)など。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。大韓民国文化褒章、アジア・太平洋賞大賞、ハングル学会周時経学術賞、パピルス賞受賞。リュブリアナ国際版画ビエンナーレ、ブラッドフォード国際版画ビエンナーレ、ワルシャワ、プラハ、ソウル、大邱などでの現代美術展に出品。第13 回現代日本美術展佳作賞。東京、札幌、京都で個展。


申込先:URL若しくはQRコードよりお申し込みください。

URL:https://forms.gle/CFYhugCzFuKLuVBA6

定員:100名(先着順)

問合せ先:九州大学韓国研究センター

     TEL: 092-802-2027  E-mail:  intlkrcks.uok@jimu.kyushu-u.ac.jp

※本講演会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されます。

【案内】【2024年3月3日(日)講演会開催】姜信子先生講演会「コリアン・ディアスポラと文学 :流転、追放、ジェノサイド、そして記憶の物語り」

2024-02-07

韓国研究センターでは、2024年3月3日(日)に、作家・姜信子先生をお招きし、講演会を開催いたします(主催:九州大学韓国研究センター、後援:韓国国際交流財団)。

多くの方々のご参加をお待ちいたしております。


作家・姜信子先生講演会


「コリアン・ディアスポラと文学:

流転、追放、ジェノサイド、そして記憶の物語り」

 

日時:2024年3月3日(日)14時30分~16時30分(14時開場)

場所:JR博多シティ10階会議室

講演者:姜信子先生(作家)

司会:辻野裕紀(九州大学韓国研究センター副センター長)

定員: 50名(先着順)

主催:九州大学韓国研究センター

後援:韓国国際交流財団


講演者プロフィール

姜信子(きょうのぶこ/かんしんじゃ) 

作家。横浜生まれ。路傍の声に耳傾けて読む書く歌う旅をする日々を重ねてきた。近年は「口先案内人」と称して、歌や語りの芸能者と共に小さな「語りの場/声が解き放たれる乱場」を開く試みも。さらに、関東大震災百年を契機に、命を蔑ろにするすべての力に抗して百年続く「百年芸能祭」を全国各地で展開中。『生きとし生ける空白の物語』(港の人)、『現代説経集』(ぷねうま舎)、『はじまれ、ふたたび』(新泉社)、『忘却の野に春を想う』(山内明美との共著、白水社)、『語りと祈り』(みすず書房)など著書多数。編著に『金石範 評論集Ⅰ Ⅱ』(明石書店)等。また、訳書に『あなたたちの天国』(李清俊、みすず書房)、『モンスーン』(ピョン・ヘヨン、白水社)、詩集『海女たち』(ホ・ヨンソン、新泉社)、『たそがれ』(黄晳暎、CUON)、詩集『数学者の朝』(キム・ソヨン、CUON)、『奥歯を噛みしめる』(キム・ソヨン、CUON)等がある。


申込先:URL若しくはQRコードよりお申し込みください。

URL:https://forms.gle/rguzj6Tue2czdciL7

問合せ先:九州大学韓国研究センター

     TEL: 092-802-2027  E-mail:  intlkrcks.uok@jimu.kyushu-u.ac.jp

※本講演会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されます。

【募集】世界韓国研究コンソーシアム・ワークショップ2024への参加者を募集します

2024-02-01

 今般、九州大学韓国研究センターにおきましては、ハワイ大学にて開催される世界韓国研究コンソーシアム・ワークショップ2024に参加する博士後期課程の院生を募集いたします。

募集要項

〇募集人数:若干名

〇派遣期間:2024年5月8日(水)-11日(土)

〇日程(予定)
 5月8日(水) 現地ホテル到着、夕食時歓迎会
 5月9日(木) 終日セッション
 5月10日(金) 15時までセッション、所長会議
 5月11日(土) 帰国

〇発表言語
 韓国語もしくは英語(ただし韓国語母語話者〔中国の朝鮮族を含む〕は英語での発表に限る)。

〇発表分野
 歴史(History)、国際関係(International Relations)、南北朝鮮(Two Koreas)、言語(Language)、文学(Literature)、文化(Culture)に関するもの。

〇参加資格
 ・韓国関係の研究を行っている九州大学大学院博士後期課程の在籍者。
 ・国籍不問。

〇参加費
 ・1名に限り主催校から往復の航空運賃と3泊分の宿泊費が支給される。
  なお、経費支給の対象に選抜されなくとも、自費での参加を希望する場合は、申  込書にその旨記入すること。
 ・海外旅行保険費用(加入義務)、その他渡航にかかる雑費等は、自己負担とな  る。

〇選抜方法
 複数の応募者があった場合、九州大学韓国研究センターによる書類または面接による選考を行う。     

〇提出物
 申込書(上記フォームに必要事項を記入したもの)

〇出願期間
 2024年2月2日(金)~2月22日(木)締切日厳守 

〇提出先
  韓国研究センター事務室(受付時間10:30~16:30)へ提出すること。なお、郵送による提出は受け付けない。

〇選抜後スケジュール
  参加学生は2024年3月13日までに発表要旨、2024年4月12日までに発表原稿(またはPPTスライド)を提出すること。

 

【報告】韓国研究センター・九州韓国研究者フォーラム 共同研究プロジェクト研究会

2024-01-24

2024年1月20日(土)、編集・翻訳家としてご活躍されている伊東順子さんをお招きし、九州韓国研究者フォーラムとの共同研究プロジェクト「『ポスト1965年体制』研究」(共催:九州韓国研究者フォーラム、後援:韓国国際交流財団)の研究会を、博多アーバンスクエアの第1会議室で開催しました。

1部は、伊東順子さんの講演「私が暮らした韓国の30年、疾走する社会で転がる石になれ」、第2部は伊東順子さんと出水薫教授(本センター副センター長)、そして緒方義広(福岡大学准教授)との鼎談が行われました。第1部の講演では、大統領の在任期間に合わせ、当時の出来事と韓国に住んでいなかったら絶対に分からない日本人としての経験を、興味深いエピソードとしてお話いただきました。これにより、疾走してきた韓国の社会をより深く味わうことができる時間となりました。

また、第2部で行われた鼎談では、出水教授がコーディネーターとなり、緒方先生やフロアからの質疑も交えながら、この30年間の日韓関係の変化や韓国社会自体の変化について伊藤さんならではの現地からの声を伺うことができました。

雨の日にもかかわらず、本センターの関係者以外、いろんな方々にもご来場いただきました。伊東順子さんの講演と鼎談、そして質疑応答を通じて、韓国の歴史や社会に対する理解が深まり、異なる視点からの洞察が得られたことができた大変有益な時間でした。

※本研究会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されました。

【案内】【2024年2月29日(木)】九州大学韓国研究センター・九州韓国研究者フォーラム共同研究プロジェクトシンポジウム開催

2024-01-23

2024年2月29日(木)に、九州大学韓国研究センターと九州韓国研究者フォーラムの共催でシンポジウムを開催します。

本シンポジウムは、2023年度から本センターと九州韓国研究者フォーラムが取り組んでいる共同研究プロジェクト「『ポスト1965年体制』研究」の一環として行われます。今回のシンポジウムでは、韓国のソウル大学の朴泰均(ソウル大学国際大学院 教授)先生による講演が予定されております。

シンポジウムの詳細及び参加申し込みについては以下をご参照ください。


 

九州大学韓国研究センター研究事業

「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」

 

九州大学韓国研究センター×九州韓国研究者フォーラム

共同研究プロジェクトシンポジウム

「ポスト1965年体制」研究

 

・主催:九州大学韓国研究センター、九州韓国研究者フォーラム

・日時:2024年2月29日(木)18:00〜20:00(17:30受付開始)

・場所:J R博多シティ会議室 9階会議室2

・後援:韓国国際交流財団

 

講演:朴泰均(ソウル大学 国際大学院 教授)

「고르디우스의 매듭풀기: 2010년 이후 한일관계의 현황과 전망」

(ゴルディアスの結び目ほどき:2010年以降の日韓関係の現況と展望)

 

・指定討論:崔慶原(常葉大学 外国語学部 教授)

・逐次通訳が行います。


※講演者紹介

朴泰均(パク・テギュン)

1966年生まれ。ソウル大学国際大学院教授。専門は韓国近現代史。

主な著作に『ベトナム戦争』(2023)『パク・テギュンのイシュー韓国史』(2015)、『事件から読み解く大韓民国』(2013)など多数。


申込先:URL若しくはQRコードよりお申し込みください。

https://forms.gle/MX9kASXGSiKS3gAh7

 

・定員50名、先着順と致します。

・問合せ先:九州大学韓国研究センター

 TEL: 092-802-2027  E-mail:  intlkrcks.uok@jimu.kyushu-u.ac.jp

※本シンポジウムは、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されます。

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