九州大学（以下「本学」という。）に、韓国に係る研究教育を推進し、本学と韓国との学術・文化交流の拠点とするため、学内の共同利用施設として九州大学韓国研究センター（以下「センター」という。）を置く。

　センターに、長を置く。

2　センターの長は、本学の専任の教授をもって充て、センターの業務を掌理する。

3　センターの長は、総長が指名する。

4　センターの長の任期は、2年とする。

5　センターの長は、再任されることができる。

　センターに、九州大学韓国研究センター委員会（以下「委員会」という。）を置く。

2　委員会は、次の各号に掲げる事項を審議する。
　一　センターの管理運営の基本方針に関すること。
　二　センターの規則の制定改廃に関すること。
　三　その他センターに関する重要事項

3　委員会は、次の各号に掲げる委員をもって組織する。
　一　センターの長
　二　総長が指名する総長特別補佐
　三　各研究院、各附置研究所、大学教育研究センター及び健康科学センターの教授のうちから選ばれた者各1人
　四　附属図書館長
　五　事務局長
　六　その他総長が必要と認めた者若干人

4　前項第三号及び第六号に掲げる委員の任期は、2年とする。ただし、委員に欠員が生じた場合の後任者の任期は、前任者の残任期間とする。

5　前項の委員は、再任されることができる。

　委員会に委員長を置き、センターの長をもって充てる。

2　委員長は、委員会を招集し、その議長となる。

　委員会は、委員の過半数が出席しなければ、議事を開き、議決をすることができない。

2　委員会の議事は、出席した委員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

　委員会に、専門的事項を審議するため、必要に応じて、専門委員会を置くことができる。

2　専門委員会は、必要に応じて、委員以外の者の出席を求め、意見を聞くことができる。

　センターに関する事務は、総務部国際交流課及び学務部留学生課において処理する。

　この規則に定めるもののほか、センターの運営に関し必要な事項は、委員会の議を経て、センターの長が細則で定める。

1. この規則は、平成11年12月17日から施行する。


2. この規則施行後最初に任命されるセンターの長及び委員会の委員の任期は、第二条第四項及び第三条第四項本文の規定にかかわらず、平成13年3月31日までとする。

この規則は、平成12年4月1日から施行する。

この規則は、平成13年5月18日から施行する。

　九州大学韓国研究センター（以下「センター」という。）を利用できる者は、本学の教職委員、学生（外国人留学生を含む。）、本学で研究を行う外国人研究者等及び九州大学韓国研究センターの長（以下「センターの長」という。）が特に許可した者とする。

　センターの利用時間は、原則として、平日の午前10時から午後5時までとする。ただし、センターの管理・運営に支障のない場合に限り、センターの長の許可を得て利用時間の延長を認めることができる。

2　センターの開閉は、総務部国際交流課の責任において行う。

　センターの1階部分は、留学生交流ゾーンとして、韓国に興味を有する留学生と日本人学生との交流等の場として活用する。ただし、センターの長が特に認めた場合は、学外関係者も利用することができる。

2　センターの2階部分は、研究者交流ゾーンとして、日韓の研究者の研究・教育活動等の場として活用する。ただし、センターの長が特に認めた場合は、学外関係者も利用することができる。

　センターの利用に関して、センターの長の許可を必要とする場合は、事前に所定の利用申請書を総務部国際交流課に提出するものとする。

2　センターの長は、提出された利用申請書に基づき、利用の可否を申請者に提示するものとする。なお、センターの長が必要と判断した場合は、九州大学韓国研究センター委員会を招集し、利用の可否について協議するものとする。

　その他センターの利用に関する問い合わせ等は、原則として総務部国際交流課において対応する。