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Korea Foundation

研究活動支援(2019年9月〜2020年8月)

研究課題

東アジアにおける人の国際的移動と韓国社会の多様性追求に関する総合的研究

研究概要

 現在、少子高齢化を背景に、外国人労働力受け入れが進展し、外国人との混住など、多様性への対応が求められている。しかしながら、外国人労働力の流入下に、社会意識の改革は追いつかず、様々な問題が発生している。そこで、本研究では、少子高齢化が深刻な日韓における社会の多様性を追求する様々な試みについて、経済・文化を中心に、政策変化とその社会的影響について分析を進める。

研究グループ① 日韓の外国人労働者受け入れ

メンバー

深川博史(九州大学経済学研究院・教授、韓国研究センター長)
水野敦子(九州大学経済学研究院・准教授)
藤川昇悟(西南学院大学商学部・教授)
黄在顕(東国大学食品管理学科(韓国)・教授)
加峯隆義(九州経済調査協会・企画部長)
高安雄一(大東文化大学経済学部・教授)
佐野孝治(福島大学経済経営学類・教授)
崔慶原(九州大学韓国研究センター・准教授)

主な研究内容
  • 韓国社会の海外労働者受け入れと社会的多様性を追求する様々な試みを分析
  • 東アジア社会における海外労働者受け入れについて比較検討
  • 日本社会に対する政策的示唆点を導出

研究グループ② 日韓の文学・映画に現れている人の移動と社会変化

メンバー

波潟剛(九州大学地球社会統合科学府・教授、韓国研究センター副センター長)
申明直(熊本学園大学外国語学部東アジア学科・教授)
長澤雅春(佐賀女子短期大学地域みらい学科・教授)
柳忠熙(福岡大学人文学部東アジア地域言語学科・専任講師)
⻄谷都(西南学院大学・非常勤講師)

主な研究内容
  • 韓国と日本の文学および映画作品に登場する人の移動や移住に注目して、そこからみえてくる韓国、日本の歴史的・時代的特徴を把握
  • 多様性に関わる文学・映画作品に社会的多様性に関するが与えた同時代へのインパクトや波及効果について分析