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お知らせ

【案内】【2024年3月2日(土)】「『世界史』の中の韓国ーその構造変動に関する総合的研究」教育学ブランチ研究会開催

2024-01-19

2024年3月2日(土)に、九州大学韓国研究センターと九州韓国研究者フォーラムの共同開催で行われる研究会が予定されております。

本研究会は、2023年度から遂行されている本センターの研究事業「『世界史』の中の韓国ーその構造変動に関する総合的研究」における教育学ブランチプロジェクトの一環として開かれます。今回の研究会では、立教大学の佐々木正徳先生と駐日本国大韓民国大使館の梁鎬錫首席教育官による報告が行われる予定です。

研究会の詳細は以下の通りです。


九州大学韓国研究センター研究事業

『世界史』の中の韓国-その構造変動に関する総合的研究

教育学ブランチ研究会

「1990年代以降の日韓の教育政策を世界的潮流の中に読み解く」

 

主催:九州大学韓国研究センター

共催:九州韓国研究者フォーラム

後援:韓国国際交流財団

 

日時:2024年3月2日(土)14:30-17:30

会場:アクロス福岡 604会議室

司会:元兼正浩(九州大学韓国研究センター長)

指定討論者:田中光晴(文部科学省総合教育政策局/専門職)

 

第1報告 

「教育と男性性:民主化以後の性の分断」

報告者: 佐々木 正徳(立教大学 外国語教育研究センター教授)

 

第2報告

「2000年以降の韓国政府の大学財政政策」

報告者: 梁 鎬錫(駐日本国大韓民国大使館 /首席教育官 )


問合せ先:九州大学韓国研究センター
     TEL:092-802-2027 Mail: intlkrcks.uok@jimu.kyushu-u.ac.jp

※本研究会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されます。

【報告】九州大学韓国研究センター 韓国語学講演会(新井保裕先生講演会)が終了しました

2024-01-18

2024年1月16日(火)、文京学院大学の新井保裕先生(社会言語学・韓国朝鮮語学)をお招きし、「九州大学韓国研究センター 韓国語学講演会」(2部構成)を開催しました。

第1部は新井保裕先生の講演「中国朝鮮族の「移動」とことば」、第2部は新井先生と辻野裕紀准教授(本センター副センター長)との対談「コリアン・ディアスポラを語る――言語学の眼差し」で、第1部では中国朝鮮族の歴史や言語生活、言語意識などをめぐり、最新の研究成果に基づいた専門性の高いお話が展開されました。また、第2部では中国朝鮮族のみならず、中央アジアの高麗人や在日コリアンなども含めた「コリアン・ディアスポラ」についての言語学的考察に加えて、言語継承や言語教育、文学、映画に至るまで、縦横無尽にトピックが拡散していくスタイルの対談が行われました。

平日の日中にもかかわらず、本学学生や教職員のみならず、学外の方々にもご来場いただき、特に第2部においてはフロアとの活発な質疑応答もなされ、非常に意義深い講演会となりました。

なお、本講演会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されたことを付記いたします。

【案内】【2024年1月20日(土)】韓国研究センター・九州韓国研究者フォーラム 共同研究プロジェクト研究会開催

2023-12-12

2024120日(土)に、韓国研究センターでは共同研究プロジェクト研究会を開催します。

2023年度から、韓国研究センターは研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として、九州韓国研究者フォーラムとの共同研究プロジェクト「『ポスト1965年体制』研究」を進めております。

本共同研究プロジェクトの一環として開催される今回の研究会では、作家・翻訳家である伊東順子先生の講演が予定されております。

研究会の詳細及び参加申し込みについては以下をご参照ください。


韓国研究センター・九州韓国研究者フォーラム 共同研究プロジェクト

『ポスト1965年体制』研究 共同研究会

 

日時:2024年1月20日(土)14:30〜17:00(受付14:00)

会場:博多アーバンスクエアの第1会議室

  (〒812-0025福岡県福岡市博多区店屋町1-31)

講演者:伊東順子(作家・翻訳家)

司会:出水薫(韓国研究センター 副センター長)

定員:35名(先着順と致します。)

共催:九州大学韓国研究センター、九州韓国研究者フォーラム

後援:韓国国際交流財団

 

【プログラム】

14:00  受付

14:30  開会(挨拶)

14:40  第1部 講演:伊東順子(作家・翻訳家)

  「私が暮らした韓国の30年、 疾走する社会で転がる石になれ」

15:30 休憩

15:40 第2部 鼎談・質疑応答

    伊東順子(作家・翻訳家)

    出水薫(韓国研究センター 副センター長)

    緒方義広(福岡大学 人文学部東アジア地域言語学科 准教授)

16:50 閉会


申込先:https://forms.gle/L7nwRqfrftnhXsCu7

    

問合せ先:九州大学韓国研究センター
     TEL:092-802-2027 Mail: intlkrcks.uok@jimu.kyushu-u.ac.jp


※講演者プロフィール

伊東 順子

作家・翻訳家。愛知県生まれ。1990年に訪韓。翻訳・編集プロダクション運営。2017年に「韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち—韓くに手帖』」(皓星社)を創刊。著書に『韓国 現地からの報告』(ちくま新書)、『韓国カルチャー』『続・韓国カルチャー』(集英社新書)、訳書にイ・ヘミ『搾取都市、ソウル』(筑摩書房)などがある。また解説を担当したものにチョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房、斎藤真理子訳)がある。

【案内】【2024年1月16日(火)講演会開催】九州大学韓国研究センター 韓国語学講演会(新井保裕先生講演会)

2023-12-11

九州大学韓国研究センターでは2024年1月16日(火)に、文京学院大学の新井保裕先生をお招きして、韓国語学・社会言語学に関する講演会を2部に分けて開催します。本学学生、教職員はもちろん、学外の方々の参加も歓迎いたします。


九州大学韓国研究センター 韓国語学講演会

 

第1部:講演「中国朝鮮族の「移動」とことば」

 

講師:新井保裕先生(文京学院大学外国語学部准教授)

日時:2024年1月16日(火)10時30分~12時

会場:九州大学伊都キャンパス センター2号館2201教室

司会:辻野裕紀(本センター副センター長、大学院言語文化研究院准教授)

 

第2部:対談「コリアン・ディアスポラを語る――言語学の眼差し」

 

対談者:新井保裕×辻野裕紀

日時:2024年1月16日(火)16時40分~18時10分

会場:九州大学伊都キャンパス イースト1号館A-118教室


新井保裕(あらい・やすひろ)先生プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士後期課程修了。同大学助教を経て、2018年から東洋大学国際教育センター特任助教。2020年から現在は文京学院大学外国語学部准教授。専門は社会言語学、韓国朝鮮語学。


主催:九州大学韓国研究センター

後援:韓国国際交流財団

問合せ先:九州大学韓国研究センター

     TEL: 092-802-2027    Email: intlkrcks.uok@jimu.kyusyu-u.ac.jp

※本講演会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されます。

【案内】韓国の国立統一教育院より海外の大学生向けの教育プログラムの参加者募集について

2023-12-07

韓国統一部の所属機関である国立統一教育院より海外の大学生向けの教育プログラムについて、本センターへ周知依頼がありました。詳細は下記の通りです。参加申し込みをご希望の方は、下記内容をご確認のうえ、直接お申込み下さい。


大韓民国統一部国立統一教育院(NIUE)では、グローバル統一教育プログラムに参加する外国人留学生および在外同胞のグループ(またはチーム)を募集しています。毎年、朝鮮半島の統一に必要な価値観と実践的な知識を育成するために、カスタマイズされた統一教育プログラムを実施しています。

 

〇グローバル統一教育プログラムの概要

参加資格:外国人大学生および海外在住韓国人のグループ(最少15名、最大50名)

期間:1~5日間

会場:国立統一教育院(大韓民国ソウル市)

言語:韓国語または英語

サポート:宿泊、食事、教育プログラムの費用、現地での交通費・入場料

航空運賃および個人的な経費は参加者の負担となります

 

* 正式なスケジュールは、状況によって変更される可能性があります。

講義科目

韓国の統一政策と朝鮮半島統一のビジョン/北朝鮮の人権/北朝鮮経済/韓国に定住する脱北者との対話/政策担当高官との対話

フィールドトリップ

DMZと板門店、南北通過事務所、北朝鮮難民定着支援センター(ハナウォン)、青い家、近代歴史記念館、朝鮮戦争記念館

学術会議

参加者は全員、発表者として、あるいは韓国のカウンターパートと討論者として学術会議に参加する。

 

〇申し込み方法

申請書に必要事項をご記入のうえ、【2024年1月15日迄】に globaledu@korea.kr までご提出ください。

 

〇お問い合わせ

ご興味のある方またはご質問は、下記までご連絡ください。

駐日韓国大使館の조영석(Mr. Cho Young-seok)統一官

メール:yscho23@mofa.go.kr

【報告】「2023日韓市民100人未来対話」に辻野裕紀副センター長、呉獨立助教が参加しました

2023-11-30

2023年11月24日(金)から11月26日(日)にかけて、「2023日韓市民100人未来対話」(主催:韓国国際交流財団、ソウル大学校日本研究所、早稲田大学韓国学研究所)が韓国の松島(仁川広域市)にて開催されました。本センターも日本側の協力大学として名を連ねており、辻野裕紀副センター長・准教授(言語学)と呉獨立助教(社会学)がパネリストとして参加しました。

本行事の趣旨は、「日韓両国の各界専門家、学者、NGO、一般市民が、昨今の東北アジアにおける環境変化及び両国が直面する共同の懸案について共に解決方案を模索し、未来志向的で相互互恵的な日韓関係の基盤を構築する」ところにあり、今回で第7回目を迎えました。

今年のテーマは「持続可能な地球を導く日韓市民協力」で、以下のような日程で行われました:

 

11月24日(金)

   歓迎晩餐会など(オラカイ松島パークホテル)

11月25日(土)

   開会式、基調演説など(松島コンベンシア)

   分科別討論

    分科セッション1「プラネタリーヘルスのための地域社会協力の可能性」

    分科セッション2「ポスト真実時代、ソーシャルメディアの中の日韓関係」

    分科セッション3「持続可能な日韓関係のための未来世代交流」

    分科セッション4「科学技術の発展と市民参加、そして実践」

11月26日(日)

   総合討論、閉会式など(松島コンベンシア)

 

昨年の静岡での開催に引き続き、今年も無事に対面で行われ(2020年と2021年はCOVID-19の影響でオンライン開催)、自由闊達な議論が展開されると同時に、日韓市民の極めて貴重な交流の場となりました。

 

【報告】鼎談「韓国の詩人と考える文学の世界」(K-BOOKフェスティバル サテライトイベント)が成功裡に終了しました

2023-11-30

2023年11月21日(火)、「K-BOOKフェスティバル サテライトイベント」の一環として、鼎談「韓国の詩人と考える文学の世界」(共催:クオン、九州大学韓国研究センター、後援:韓国文学翻訳院)がJR博多シティ10階会議室にて開催されました。本イベントには、韓国の著名な詩人オ・ウン氏、キム・ソヨン氏に加え、本センターの辻野裕紀副センター長・准教授も登壇し、韓国の文学、なかんずく、詩についての緻密なトークが展開されました。平日にもかかわらず、多くの方々にご来場いただき、登壇者間の議論は固より、フロアとの質疑応答も活発に行われ、知的刺激に満ちた、大変有意義な時間になりました。

本イベントのポスターや登壇者のプロフィールなどについては、次のURLをご参照ください: https://rcks.kyushu-u.ac.jp/info/6743.html

【お知らせ】叢書第4巻の書評が『農耕の技術と文化』32号に掲載されました。

2023-11-22

2022年8月に出版された韓国研究センター叢書第4巻『日韓における外国人労働者の受け入れー制度改革と農業分野の対応』に関する書評が、『農耕の技術と文化』32号に掲載されました。

書評の全文はに下記のURLを通じてダウンロードできます。

https://www.nobunken.org/32-2023-1

 

【報告】朝鮮史研究会(第60回大会)に参加

2023-10-24
去る令和5(2023)年10月21-22日に滋賀県立大学を会場として開催されました第60回目の朝鮮史研究会大会に本センター関係者が参加し、2日目の個別パネルでは「京城帝国大学研究の領域横断的新展開」と題する4本の研究報告を実施しました。
 
このパネルは、科学研究費・基盤(C)22K02232「京城時代の安倍能成─京城帝国大学史研究の領域横断的新展開─」の成果の一部として実施されました。
 
①「京城帝国大学『哲学、哲学史』講座の学生たち」
(許智香:立命館大学、科研分担者)
 
②「京城帝国大学と朝鮮の独逸語教育史」
(新里瑠璃子:長崎外国語大学、本センター学術協力研究員、科研分担者)
 
③「新制武蔵大学の創設と京城帝国大学」
(通堂あゆみ:武蔵高等学校中学校、本センター学術共同研究員、科研代表者)
 

④「<戦時の帝大>と<帝大の戦時>─京城帝国大学に「附置研究所」が作られる《物語》の後先─」

(永島広紀:本センター教授、科研分担者)
 
当日は朝早い開始時間にもかかわらず、幸いに多数の参加者を得ることができ、活発な質疑応答が行われました。

【報告】「JIBSNセミナー2023」に元兼正浩センター長がウェビナー参加しました

2023-10-23

2023年10月21日(土)に、境界地域研究ネットワークJAPAN(Japan International Border Studies Network:JIBSN)セミナーが北海道・標津町)で開催されました。同ネットワークは「日本の各境界地域の経験と交流をもとに、実務者と研究者との意見交換の場として機能し、このネットワークを通じて、境界地域を活性化する様々なアイデアやプランが生み出されることが期待されています。またネットワークは日本国内の内向き議論に終始せず、隣接する諸外国や欧米の境界地域研究ネットワークと広く接合し相互に緊密に協力しあうことで、大きな視野での問題解決や地域発展に寄与することをも構想」(JIBSNホームページより)しており、本センターもその趣旨に賛同して加盟機関として名を連ねており、昨年に続いてセンター長がオンライン参加しました。

今年のテーマは「境界地域の移住と観光を考える」で、以下の報告者によって実務報告と質疑が行われました。人口減少(自然減)が続くなかで「社会増」を増やす手立てとしての移住の試み(ワーケイション、後継者支援など)や空き家不足などの課題について報告が行われました。観光については、コロナ禍を経てオーバーツーリズムが問題となる中、各自治体の受入れ態勢の課題が具に報告されました。また、ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事予測で緊張する国際情勢が加盟自治体のような国境に与えている影響など、ボーダー地域の自治体関係者ならではの報告もあり、平和を願いながらの熱心な議論が交わされました。

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