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お知らせ

【お知らせ】年末年始の閉室について

2025-12-24

誠に勝手ながら、下記期間は年末年始のため閉室とさせていただきます。

【閉室期間】

2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)

期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、2026年1月5日(月)以降、順次対応いたします。皆さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

【報告】研究集会 「京城の能成、東京の能成 〈安倍能成日記から見えて きたもの〉」の開催

2025-12-23
 
 
 去る2025年12月20日(土)、東京大学駒場地区キャンパス内の旧制第一高等学校の教室をお借りして科研費による研究集会(研究代表者:通堂あゆみ、本学韓国研究センター学術共同研究員)が開催されました。
 タイトルにあります通り、研究集会の主役は、哲学者・教育者として著名な安倍能成(あべ・よししげ、1883~1966)とその未公刊の日記。安倍は京城帝国大学教授として法文学部の哲学哲学史講座を担任、その後、第一高等学校の校長などを経て戦後直後には文部大臣を歴任、さらには学習院長・学習院大学々長として活躍した人物です。
 今回の研究集会では科研のメンバーに加え、安倍能成を研究している著名な研究者の方々が一堂に会する貴重な塲となりました。一方、会場には安倍のご子孫・ご親戚の方々もお越しになり、懇親会まで含めて貴重かつ歴史的な情報交換の空間となりました。
 ご講演をお引き受けいただきました桃山学院大学の高田里惠子先生をはじめ、会場を提供していただきました東京大学の山口輝臣先生、ならびに雨中にもかかわらずご参会を賜りました皆様にこの場をお借りして篤く御礼申し上げます。
 
 
 
 
 
 

【報告】12月14日(日)歴史学ブランチによるミニ・シンポジウムの開催

2025-12-22

2025年12月14日(日)、九州史学会朝鮮学部会(会場・九州大学伊都キャンパス)において、九州大学韓国研究センター研究事業「多元的・多角的な日韓関係発展のための総合的政策研究」(後援:韓国国際交流財団)の歴史学ブランチとの共催ミニ・シンポジウム「前近代朝鮮における“自分事”としての国際関係」が開催されました。

ブランチ責任者の森平雅彦教授(九州大学人文科学研究院)による趣旨説明の後、まず植田喜兵成智・早稲田大学講師が、「国内統合とディアスポラ―統一新羅の統合政策と百済・高句麗遺民問題―」と題して講演し、7世紀に相次いで滅んだ百済・高句麗の遺民の統合をめぐる諸問題が、唐や日本に対する統一新羅の外交政策(7~8世紀)を変化させる重要ファクターであったことが指摘されました。ついで豊島悠果・神田外語大学教授が「「華風」好みのリアリスト ―高麗王朝の外交と文化意識―」と題して講演し、文化の参照対象(北宋)と外交の連繋対象(遼・金)とが一致しない高麗前期(11~12世紀)の文化的価値観と外交の関係が論じられました。最後に辻大和・東京大学准教授が「外国商人は入るべからず―朝鮮後期の国際通商―」と題して講演し、一般に閉鎖的・消極的と評される朝鮮後期(17~19世紀)の国際通商について、関係各国の諸政策が絡み合うなかで外国商人が朝鮮国内に立ち入らない状況が生み出されていくプロセスを、朝鮮側による排他と独占として説明しました。

以上の講演を通じ、現代の日本人の目からみて奇妙・不可解にも映る前近代朝鮮の国際関係について、朝鮮側に内在する論理を丁寧に探っていくことが理解への道筋となることが示されました。現代の国際関係における他者理解のうえでも示唆に富む成果であるといえます。

【報告】12/11-13第9回「日韓市民未来対話」in佐賀県(ソウル大学日本研究所主催)の開催協力

2025-12-18

2025年12月11日(木)から12月13日(土)にかけて、「2025日韓市民未来対話」(主催:ソウル大学校日本研究所)が佐賀県武雄市・有田町で開催されました。

本センターも日本側の協力大学として、山口祐香助教がコーディネーターとして参加しました。

本行事の趣旨は、「日韓両国の各界専門家、学者、NGO、一般市民が、昨今の東北アジアにおける環境変化及び両国が直面する共同の懸案について共に解決方案を模索し、未来志向的で相互互恵的な日韓関係の基盤を構築する」です。日韓国交正常化60周年である今年第9回目を迎え、初めての九州地域での開催が実現しました。

今年のテーマは「境界を超える対話」をテーマに、特に日韓の共通課題である地方創生の課題や展望に焦点が当てられました。日韓の研究者、メディア関係者、企業人、市民団体関係者、学生など、あわせて38名の参加者が集い、武雄市役所でのまちづくり政策に関する講義や武雄市図書館・歴史資料館の取り組みに関する講義、朝鮮陶工と有田焼の歴史に関する史跡フィールドワークなどを通じて、刺激的な学びや活発な議論が行われました。

最終日のグループ別活動成果発表の際には、出水薫センター長による講評が行われ、ソウル-東京間の関係性に限らず、「九州」という地域から日韓関係を再考することの意義が提起されました。

次回第10回は韓国での開催予定です。

【報告】12/9誠信女子大学人文科学研究所とのMOU締結について

2025-12-16

 2025年12月9日、韓国・誠信女子大学において、同大学人文科学研究所と本センターとのMOU(部局間交流協定)締結式が執り行われました。

 締結式には、誠信女子大学のイ・ソングン総長をはじめ、人文科学研究所のキム・イルファン所長が同席され、両機関の関係者が出席する中で、今後の学術交流および研究協力の方向性について意見交換が行われました。本協定は、研究者間の交流促進、共同研究の推進、学術情報の共有などを通じて、両機関の学術的連携を一層強化することを目的としています。

 今後は、本協定に基づき、共同研究や国際シンポジウムの開催、若手研究者の育成・交流など、多様な取り組みを展開していく予定です。本MOUの締結を契機として、日韓間の学術交流がより実質的かつ継続的に発展していくことが期待されます。

【報告】12/9Korea Foundation ソウルオフィス表敬訪問について

2025-12-16

 2025年12月9日、韓国・ソウルに所在するKFグローバルセンター(Korea Foundation ソウルオフィス)を、本学の岩田健治国際担当理事、ならびに本センターの出水薫センター長、山口祐香助教、木村貴アドバイザーが表敬訪問しました。

 訪問の際には、九州という地理的特性を生かした日韓間の学術交流のさらなる促進について意見交換が行われました。特に、分野横断的かつ学際的、多角的な視点から研究を推進していくことが、政治的に困難な局面においても相互理解を深め、協力関係を維持・発展させる上で重要であるとの認識が共有されました。

 また、学部生や大学院生をはじめとする若手研究者の育成や、人材交流の在り方についても話題となり、今後の日韓学術交流を継続的かつ実質的なものとするための可能性について、有意義な意見交換が行われました。

 本訪問は、日韓間の学術的連携を一層強化する契機となる、大変有意義な機会となりました。

 

【報告】12/8国際学術シンポジウム(漢陽大学)への参加報告

2025-12-16

 2025年12月8日、韓国・漢陽大学において開催された国際学術シンポジウムに参加しました。本シンポジウムは、漢陽大学と九州大学との間で締結されたMOU(部局間交流協定)を記念して開催されたもので、両大学による共催シンポジウムとして実施されました。

 当日は、「Academic Exchange」セクションおよび「Kyushu Univ. Alumni」セクションの二部構成で発表が行われました。「Academic Exchange」セクションでは、本センター長の出水薫が「On Presidentialization of a Parliamentary Democracy through the Japanese case」と題して研究発表を行いました。また、山口祐香助教が「Kyushu University’s International Development in Asia: Focusing on the Initiatives of the Korea Research Center」と題し、九州大学および本センターの国際的な取り組みについて紹介しました。

 シンポジウムには両大学の研究者が一堂に会し、専門分野を超えた活発かつ有意義な議論が交わされました。今回の交流を契機として、今後さらなる共同研究や学術交流へと発展していくことが期待される、大変実り多いシンポジウムとなりました。

【報告】言語学・文学ブランチ連続講演会の開催について

2025-12-12

2025年12月、九州大学伊都キャンパスにて、韓国文学・翻訳に関する連続講演会(全3回)が開催されました(司会進行:辻野裕紀)。

本講演会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「多元的・多角的な日韓関係発展のための総合的政策研究」における言語学・文学ブランチプロジェクトの一環であり、第1講演(12月4日)には柳川陽介先生、第2講演(12月9日)には池貞姫先生、第3講演(12月11日)には高橋梓先生をお迎えいたしました。


第1講演:2025年12月4日(木) 10:30-12:00
 講師:柳川陽介氏(埼玉大学人文社会科学研究科准教授)
 講演題:「韓国文学の読者と翻訳者」
 会場:九州大学伊都キャンパス センター2号館2201教室
*韓国文学を作者や作品のみならず、広く翻訳者や読者、編集者、版元などの視座からも照らし、日本における韓国近現代文学受容史の全体像を鮮明に見せてくれる貴重なご講演でした。

第2講演:2025年12月9日(火) 10:30-12:00
 講師:池貞姫氏(愛媛大学法文学部教授)
 講演題:「翻訳に「正解」はあるか―韓国で翻訳された『坊っちゃん』をめぐって」
 会場:九州大学伊都キャンパス センター2号館2201教室
 *朝鮮語に翻訳された夏目漱石の小説『坊っちゃん』をめぐる池先生の仔細なる分析考察が開陳され、さらには〈翻訳に「正解」はあるのか〉という巨きなる問いに接近するためのいくつもの鍵鑰が与えられた有意義なご講演でした。

第3講演:2025年12月11日(木) 10:30-12:00
 講師:高橋梓氏(新潟県立大学国際地域学部講師)
 講演題:「2つの言語を読む、2つの言語で書く―日本で朝鮮文学を翻訳・研究すること」
 会場:九州大学伊都キャンパス センター2号館2201教室
*日本における朝鮮文学の研究および翻訳実践についての歴史と、金史良を中心とした高橋先生の専門領域をめぐる思考が丁寧に語られた、非常に刺激的なご講演でした。

また、いずれの講演会においても、活発な質疑応答が展開され、たいへん意義深い時間となりました。ご登壇くださった先生方、ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

【案内】12/8(月)・12/9(火)事務所閉所について

2025-12-05

誠に勝手ながら、下記の期間につきまして事務所を閉所とさせていただきます。

●閉所期間:12月8日(月)~12月9日(火)

期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、12月10日(水)以降、順次対応させていただきます。皆様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

【報告】韓国・檀国大学校東洋学研究院 第55回東洋学国際学術会議への参加と研究報告

2025-12-01
 2025年11月27日に韓国の檀国大学校(竹田キャンパス:京畿道龍仁市)の東洋学研究院で開催された第55回東洋学国際学術会議「知識の帝国:近代東アジアにおける大学の誕生」に本センター専任の永島広紀教授が招待され、「京城帝国大学研究の新しい動向と資料について」と題する研究報告(使用言語:韓国語)を行いました。
 
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