第76回定例研究会開催報告
韓国研究センターは、韓斗鳳教授(韓国研究センター客員教授・高麗大学校食料資源経済学科)による定例研究会を開催いたしました。
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*日 時:2017年 2月 10日(金)15時00分~17時00分
*場 所:韓国研究センター1階会議室
*発表題目:「Policy Impacts and Determinants of Food Loss and Waste in Korea」
*言 語:韓国語
*概 要:
1996年から2014年における食料廃棄量の推移を分析し、食料廃棄削減に対する韓国政府の取り組みとその効果を明らかにした。
1995年から韓国政府は、食料廃棄物従量制、7項目におよぶリサイクル品の分別や、ゴミ従量制の導入を導入しており、それによって食料廃棄は年々減少している。日本をはじめとする先進国はもちろん、開発途上国においても、食料廃棄物従量制といった経済的インセンティブを導入する場合、食料安全保障はもちろんメタンガスの削減が望まれると考えられる。
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