【報告】「JIBSNセミナー2022」に元兼正浩センター長がウェビナー参加しました
2022年11月19日(土)に、境界地域研究ネットワークJAPAN(Japan International Border Studies Network:JIBSN)セミナーが沖縄県・竹富庁舎(石垣市)で開催されました。同ネットワークは「日本の各境界地域の経験と交流をもとに、実務者と研究者との意見交換の場として機能し、このネットワークを通じて、境界地域を活性化する様々なアイデアやプランが生み出されることが期待されています。またネットワークは日本国内の内向き議論に終始せず、隣接する諸外国や欧米の境界地域研究ネットワークと広く接合し相互に緊密に協力しあうことで、大きな視野での問題解決や地域発展に寄与することをも構想」(JIBSNホームページより)しており、本センターも以前より加盟機関として名を連ねてきました。
今年のテーマは「危機のなかの境界地域」で、以下の内容で行われました。ロシアのウクライナ侵攻など緊張する国際情勢やコロナ禍が島嶼部に与えた影響など、ボーダー地域の各首長が直面してきた課題や対応について報告があり、3年ぶりの対面開催で熱心な議論が交わされました。
11月19日(土)
JIBSNセミナー2022 「危機のなかの境界地域」
13:15 オープニング
ご挨拶 前泊町長(竹富町長 JIBSN代表幹事)
13:30-15:30 「危機のなかの境界地域I:激動する国際情勢」
司会:花松泰倫
中山義隆(石垣市長):特別ゲスト
糸数健一(与那国町長)
工藤広(稚内市長)
石橋直巳(根室市北方領土対策部長)
比田勝尚喜(対馬市長)
15:50-17:50 「危機のなかの境界地域II:コロナ禍と社会の変貌」
司会:高田喜博
渋谷正昭(小笠原村長)
前泊正人(竹富町長)
星京子(標津副町長)&西山一也(標津町企画政策課担当係長)
遠藤伸樹(礼文町産業課長)(もしくは三上歩総務課企画係長)
久保実(五島副市長)
17:50 クロージング
主催:境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)
共催:北大スラブ・ユーラシア研究センター/NPO法人国境地域研究センター/ NIHU「東ユーラシア研究」北大拠点/竹富町
協力:ボーダーツーリズム推進協議会