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韓国国際交流財団助成

研究活動支援(2025年4月〜2026年3月)

研究課題

 多元的・多角的な日韓関係発展のための総合的政策研究

研究概要

 本プロジェクトは、日韓関係を多元的・多角的かつ水平的で協力的な相互依存関係へと導くための政策的方向性について、学際的に検討し、それを基盤として新たな日韓関係構築のための政策提言を導き出すことを目的としている。
 2025年は、韓国の解放80周年、日韓基本条約締結60周年を迎える年であり、これまでの日韓関係を振り返るとともに、さらに発展させることのできる政策を模索する必要がある。
 21世紀に入って、日韓関係は水平的で対等な関係へと急速に変化してきた。しかし、それは思いもよらぬ政府間関係の悪化を招く結果にもなった。日韓関係は、先進国同士が近接して存在する西太平洋地域において他に例を見ない関係であり、グローバルな影響を及ぼす潜在力を持っている。政府間の関係を安定させ、市民社会を含む多元的かつ多様な関係を展開していくためには、共通の課題に対して協力して解決に取り組む関係性を、さまざまな分野で築いていくことが重要である。
 そのためには、共通の課題に対して多様な主体が協力できるよう誘導する政策が求められる。これを実現する前提として、本プロジェクトでは学際的かつ総合的に現状およびその前提となる環境を探求することを目的としている。そこで、様々な分野を網羅するため、以下の5つの研究ブランチ(学際研究・経済・言語学文学・教育・歴史)に分けて研究を実施する。

研究グループの構成(代表研究者)

 ・研究代表者および学際研究ブランチ:出水薫(韓国研究センター長、法学研究院・教授)

 ・言語学・文学ブランチ:辻野裕紀(韓国研究センター副センター長、言語文化研究院・准教授)

 ・経済学ブランチ:水野敦子(韓国研究センター複担教員、経済学研究院・准教授)

 ・歴史学ブランチ:森平雅彦(韓国研究センター複担教員、人文科学研究院・教授)

 ・教育学ブランチ:元兼正浩(韓国研究センター複担教員、人間環境学研究院・教授)

 [主な研究内容]

(1)学際的研究グループ:① 「ポスト1965 年体制」研究 ② 大統領および内閣総理大臣の発言分析研究 ③ 日韓自治体のSDGs 研究

(2)経済学ブランチ:日韓の経済関係発展のための総合的政策研究(主に、農業分野、製造業分野、および外国人との共生)

(3)言語・文学ブランチ:日韓における文学作品の「翻訳」を中心にした共同研究

(4)歴史学ブランチ:前近代韓国の国際関係と王朝外交史に関する構造モデリングの研究および社会発信

(5)教育学ブランチ:1990年代以降の日韓の教育政策をを世界的な潮流の中における比較・検討

[成果発信] 

 ・研究者・専門家を招き、日韓で研究会・シンポジウムを開催

 ・一般聴衆向けのセミナー・トークイベント・講演会を開催

 ・研究成果を論文集で公刊

 ・研究成果を整理した叢書刊行への準備

 

研究活動支援(2024年5月〜2025年3月)

研究課題

 『世界史』の中の韓国-その構造変動に関する総合的研究

研究概要

   前年度からの継続課題。2年次に該当する2024年度には、前年度に続き5つの下位プロジェクト(経済学・歴史学・教育学・文学/言語学・共同研究)を中心として進められる。

研究グループの構成(代表研究者)

  ・経済学ブランチ:水野敦子(韓国研究センター複担教員、経済学研究院・准教授)

  ・歴史学ブランチ:森平雅彦(韓国研究センター複担教員、人文科学研究院・教授)

  ・教育学ブランチ:元兼正浩(韓国研究センター長、人間環境学研究院・教授)

  ・言語学・文学ブランチ:辻野裕紀(韓国研究センター副センター長、言語文化研究院・准教授)

  ・共同研究プロジェクト:出水薫(韓国研究センター副センター長、法学研究院・教授)

 [主な研究内容]

各下位プロジェクトを中心に以下の内容の研究事業を進める。

  (1)経済学ブランチ:「世界史における韓国経済:過去・現在・未来」

  (2)歴史学ブランチ:「韓国前近代国際関係の模式化の意義普遍化」

  (3)教育学ブランチ:「1990年代以降の日韓の教育政策を世界的潮流の中に読み解く」

  (4)言語学・文学ブランチ:「世界史の中の韓国文学や言語の観点から」

  (5)共同研究プロジェクト:「『ポスト1965年体制』の研究」

  ・研究者・専門家を招き、研究会・講演会・シンポジウムを開催

  ・一般聴衆向けのセミナー・トークイベント・講演会を開催

  ・研究成果を論文集で公刊

 

研究活動支援(2023年4月〜2024年3月)

研究課題

『世界史』の中の韓国-その構造変動に関する総合的研究

研究概要

  韓国は非キリスト教圏で後発的に近代化を遂げ、植民地の経験をもちながらも、OECD加盟国、G20構成国となった、きわめて個性的な国家である。しかし、その個性を適切に研究するためには、より広い文脈中で、比較などの観点も加味しなければならない。冷戦後、グローバル化が進展するとともに、気候変動をはじめとして、人類的課題が強く意識されるようになった。その結果、人類全体の共通の歴史としての「グローバル・ヒストリー(世界史)」の必要性が提唱され、研究が急速に進展してきた。この新しい「世界史」においては、従来のように一国を単位とするアプローチではなく、関係や交流、地域などに着目することで、旧来の各国を束ねて理解するという視点を超えた、文字通り人類史としての世界史を産み出そうとしている。

 九州大学韓国研究センターは、そのような動きを踏まえ、韓国を、ユーラシア北東部沿岸地域を基盤とする世界史に位置づけ、より大きな構造変動の中で、分析する研究プロジェクトとして、本研究課題を提案する。本研究事業は、2023年から総3年間の期間で進められる予定であり、5つの研究領域(経済・歴史・教育・文学/言語・共同研究)に関連する下位プロジェクトを中心として遂行される。

研究グループの構成(代表研究者)

  ・経済学ブランチ:水野敦子(韓国研究センター複担教員、経済学研究院・准教授)

  ・歴史学ブランチ:森平雅彦(韓国研究センター複担教員、人文科学研究院・教授)

  ・教育学ブランチ:元兼正浩(韓国研究センター長、人間環境学研究院・教授)

  ・文学・言語学ブランチ:辻野裕紀(韓国研究センター副センター長、言語文化研究院・准教授)

  ・共同研究プロジェクト:出水薫(韓国研究センター副センター長、法学研究院・教授)

  [主な研究内容]

  ・各下位プロジェクトを中心に以下の内容の研究事業を進める。

    (1)経済学ブランチ:「世界史における韓国経済:過去・現在・未来」

    (2)歴史学ブランチ:「韓国前近代国際関係の模式化の意義普遍化」

    (3)教育学ブランチ:「1990年代以降の日韓の教育政策を世界的潮流の中に読み解く」

    (4)言語学・文学ブランチ:「世界史の中の韓国文学や言語の観点から」

    (5)共同研究プロジェクト:「『ポスト1965年体制』の研究」

[成果発信]

  ・研究者・専門家を招き、研究会・シンポジウムを開催

  ・一般聴衆向けのセミナー・トークイベント・講演会を開催

  ・研究成果を論文集で公刊

  ・第3年次における韓国研究センター叢書の出版に向けて執筆準備

 

研究活動支援(2019年9月〜2022年8月)

研究課題

東アジアにおける人の国際的移動−日韓の交流と共生、および多様性の追求−

研究概要

    本事業は、九州大学韓国研究センターが中心となり、東アジアにおける人の国際的移動が持つ社会的・学術的意義について、研究・活動の成果を九州地域から発信することを目的とする。第1年次(2019年9月~2020年8月)には、外国人の受入れと多様性追求という日韓共通課題についての成果を発信する。これらの成果の上に第2年次(2020年9月~2021年8月)は、日韓の「交流」「共生」「多様性」をキーワードに、研究・活動領域の拡大を図りながら議論を深めていく。第3年次(2021年9月~2022年8月)は、研究成果を総合して韓国研究センター叢書を出版する。

日韓の間の様々な「交流」、隣人として共に生きていく「共生」、および、「共生」のための「多様性」追求を、日韓の共通課題として捉え、課題解決のために、如何なる知恵と工夫が可能か、共に活動するなかで考えていく。研究・活動においては、九州地域の研究者による学術行事の他に、弁護士・映画監督・小説家をスピーカーとして招き、一般聴衆向けの定例セミナーやシンポジウム、映画の上映会、トークイベントを開催する。これらの多彩な活動を通じて、九州地域における日韓交流および韓国研究の拠点として、成果を社会へ還元する。また、九州地域の韓国研究ネットワークを再構築し、1年間の研究・活動を通じて、持続的に情報を発信していく。

研究グループの構成

  深川博史(韓国研究センター長、経済学研究院・教授)

  波潟 剛(韓国研究センター副センター長、比較社会文化研究院・教授)

  元兼正浩(韓国研究センター複担教員、人間環境学研究院・教授)

  森平雅彦(韓国研究センター複担教員、人文科学研究院・教授)

  水野敦子(韓国研究センター複担教員、経済学研究院・准教授)

  辻野裕紀(韓国研究センター複担教員、言語文化研究院・准教授)

 

  [主な研究内容]

  ・九州地域において、「交流」、「共生」、「多様性」をテーマに、研究者・専門家を招き、研究会・シンポジウムを開催

  ・一般聴衆向けのセミナー・トークイベント・上映会を開催

  ・研究成果を論文集で公刊

  ・第3年次に研究成果をまとめて韓国研究センター叢書を出版