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【開催のご報告】史家は「通史」をいかに書くべきか?─新城道彦著『朝鮮半島の歴史』を素材に─(九州史学研究会近現代 史部会との共同企画)

2024-03-21

 2023年度・ 第45回サントリー学芸賞 (「思想・歴史」部門)の受賞作である『朝鮮半島の歴史』(新潮社刊)を題材に、著者である 新城道彦氏(フェリス女学院大学国際交流学部教授、元本学韓国研究センター助教、本学大学院比較社会文化学府出身)を福岡にお迎えし、書評会を兼ねた「通史の叙述」にまつわる研究集会を令和6年3月16日、九州大学西新プラザを会場に開催いたしました。

 今回の企画は歴史学を学ぶ若手の院生・学部生にも最新の学術成果を周知する意図の下、九州大学日本史学研究室に事務局をおく九州史学研究会の近現代史部会と共同開催の形をとったものでありました。当日は、新城先生をはじめ、セッションに登壇いただいた有馬学先生(福岡市博物館総館長)・山口輝臣先生(東京大学大学院総合文化研究科教授)を含む総勢16名の参加を得て、活発な討議を行うことが出来ました。

新城道彦先生著書『朝鮮半島の歴史』(新潮社刊)

当日の様子

当日の様子

集合写真