【案内】【2021年7月24日(土)オンライン開催】シンポジウム「中世の日韓交流と対馬海峡沿岸社会」
2021-06-10
※申込みを締め切りました。
シンポジウム《中世の日韓交流と対馬海峡沿岸社会》
主催:韓国研究センター
後援:韓国国際交流財団助成「東アジアにおける人の国際移動―日韓の交流と共生、および多様性の追求」
中世(ここでは主に15~16世紀を対象とする)の日韓交流では、国家・民族・国境に対する概念・感覚が現在のそれとは大きく異なるなか、対馬海峡の沿岸地域に暮らす人々が中心的な担い手、媒介者となり、独特な形で外交や貿易が展開された。
本シンポジウムでは、日韓交流の歴史的多様性を見つめ直す作業の一環として、“現場”の“当事者”の論理を軸に中世の両国関係を眺望することにしたい。
【日時】 2021年7月24日(土) 13:00~17:10
【開催形式】 オンライン(Zoom) 定員80名
【プログラム】
(1)趣旨説明 13:00~13:10
森平雅彦(九州大学韓国研究センター複担教授・人文科学研究院教授)
(2)発表:
《第1部:現場の文脈》
報告① 13:10~13:50 「中世対馬の海民と日朝交流」
関周一(宮崎大学教育学部教授)
報告② 13:50~14:30 「朝鮮三浦の倭人村形成と管理体制」
李泰勲(九州産業大学語学教育研究センター准教授)
《第2部:外からの目線》
報告③ 14:40~15:20 「朝鮮王朝の二つの対馬認識―15世紀後半を中心として―」
木村拓(鹿児島国際大学国際文化学部准教授)
報告④ 15:20~16:00 「美濃土岐氏の朝鮮通交」
伊藤幸司(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)
(3)コメント・討論 16:10~17:10
コメンテーター:荒木和憲(国立歴史民俗博物館准教授)