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【報告】10月10日(金)教育学ブランチ研究会(明治大学)の開催

2025-10-15

2025年10月10日(金)に、九州大学韓国研究センター主催の教育学ブランチ研究会が明治大学で開催されました。

本研究会は、2025年度から遂行されている本センターの研究事業「多元的・多角的な日韓関係発展のための総合的政策研究」における教育学ブランチプロジェクトの一環として開かれ1990年代以降の日韓の教育政策を世界的潮流の中に読み解くことをテーマとしており、第6回目の今回は、山下達也教授(明治大学)、ブランチ責任者である元兼正浩教授(九州大学)がそれぞれ報告し、田中友佳子准教授(東京工業大学)よる指定討論、質疑応答や意見交換がなされました。

山下先生の報告では、植民地朝鮮における初等教育制度の変化過程を当時の公的文書、雑誌、政策推進側による記録等を通じて緻密な分析がなされ、長期戦略としてのストラテジーの有無、教育制度拡充に伴う教員不足や師範学校の拡充政策、内地との関係、アジア特有の同化と排除の併存など様々な角度から質問がなされたました。元兼先生の報告では、韓国社会と教育の可能性そして課題について、草の根民主主義と教育公正性といった視点で韓国の3つの大学(国立公州大学校師範大学、ソウル大学校、成均館大学校東アジア研究所)での客員研究員としての生活体験を手がかりとして韓国教育社会を日本との比較を通じた文化論的検討発表が行われました。

また当日は、研究者以外にも、日本教育新聞社記者や文部科学省韓国教育制度担当者、大韓民国大使館関係者など、専門性の高い10名の参加者が同席し、実のある協議を行うことができました。