【報告】【2025年1月25日(土)】「『世界史』の中の韓国―その構造変動に関する総合的研究」経済学ブランチ研究会開催
2025-02-06
2025年1月25日(土)に、九州大学韓国研究センター主催の研究会を開催しました。
本研究会は、2023年度から遂行されている本センターの研究事業「『世界史』の中の韓国―その構造変動に関する総合的研究」における経済学ブランチプロジェクトの一環として開催されたものです。
韓国農業の変容と現代の諸相をメインテーマとして行われた本研究会では、韓国における茶産業とその振興を目的とする教育に関する報告、及び、韓国と穀物自給率の低下とその対策についての報告がなされました。
コメンテーターや、出席者の甲斐諭(中村学園大学 顧問)、藤川昇悟(西南学院大学 教授)との間で、韓国農業の現状について、活発な議論が交わされました。また、今後の研究についても建設的な意見交換がなされました。
韓国研究センター研究事業
「『世界史』の中の韓国―その構造変動に関する総合的研究」
経済学ブランチ研究会
「世界史における韓国経済:過去・現在・未来」研究会
開催日:2025年1月25日(土)
場所:九州大学西新プラザ
後援:韓国国際交流財団
【プログラム】
座長 水野敦子 (九州大学 准教授)
14:00~14:55 第1報告 田村善弘(長崎県立大学 教授)
「韓国における茶の高付加価値化と茶文化教育」
15:00~15:55 第2報告 黄在顕(韓国東国大学校 教授)
「韓国における食糧作物の育成政策と課題」
16:00~16:30 コメント 深川博史(東海大学 教授)
16:30~17:15 総合討論
※本研究会は、韓国国際交流財団による助成を受け現在進行中の研究事業「『世界史』の中の韓国:その構造変動に関する総合的研究」の一環として開催されました。