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【報告】7/8(水)「韓国学への招待」開講について

2026-07-09
 本センターでは、九州大学2026年度前期基幹教育科目として「韓国学(Korean Studies)への招待」を毎週水曜日に開講している。

 7月8日(水)は、第13回の講義が行われた。テーマは「韓国の国会(4)」で、九州大学法学研究院・韓国研究センター長の出水薫教授が担当した。
 出水教授は、軍事政権から民主化運動の展開、現代韓国政治までの流れを解説した。1987年憲法制定に至る過程では、出水教授自身が釜山大学近くで催涙ガスを経験したエピソードを交えながら、街頭運動の激化や学生の犠牲といった民主化運動の高まりを説明した。大統領の直接選挙制は実現したものの、結果的に新軍部出身の盧泰愚が当選したことから、これは制度的な民主化に過ぎなかったと指摘した。その後、1990年の三党統合を経て金泳三政権が成立し、軍事政権勢力との協力と段階的排除による民主化の深化を説明した。さらに、1997年のIMF危機で100ある大企業の半数が倒産する中、金大中政権が成立し、選挙による与野党の交代が実現したことをもって実質的な民主化が達成されたと述べた。

 全15回にわたって開講してきた「韓国学(Korean Studies)への招待」は、今回の講義をもって講義日程を終了いたしました。

 ※本講義の実施にあたっては、韓国・仁荷(インハ)大学校国際関係研究所「K学術拡散研究センター」の協力を得て、オンライン公開授業プラットフォーム「K-MOOC」の動画コンテンツを使用しています。