【報告】第91回定例研究会「日本の対北朝鮮政策:その特徴と問題点」
2021-02-10
九州大学韓国研究センターは、去る2月9日に九州韓国研究者フォーラムとの共催で下記研究会を開催いたしました。
*日時:2021年2月9日(火)14時00分〜16時30分
*場所:オンライン Zoom
*共催:九州韓国研究者フォーラム
*後援:韓国国際交流財団
*報告者: 綛田芳憲(立命館アジア太平洋大学)
*報告題目:「日本の対北朝鮮政策:その特徴と問題点」
*概要: 日本の北朝鮮政策は、拉致、核・ミサイル、過去清算、日朝国交正常化の何れの問題においても成果が乏しい。その一方で、日本政府は、北朝鮮の脅威への対応として、安全保障体制を大きく変化させてきた。それは何故か。今回の報告では、安倍政権を中心に日本政府が掲げてきた「戦後レジームからの脱却」という政治目標がその主な原因であるとの仮説を提示し、日本の北朝鮮政策の特徴と問題点を分析した。